viernes, 16 de septiembre de 2011

[訃報]金子亨先生(千葉大学名誉教授)

本人と直接の知り合いではなかったのだが、アイヌ語や言語人類学(ととりあえず言っておく)の面でお世話になっている千葉大学のユーラシア言語文化研究のグループのドンのような方であった。

NPO地球ことば村のホームページより
ことば村顧問:金子亨先生(千葉大学名誉教授)が9月11日にお亡くなりになりました。
金子先生は日本言語学界の重鎮として理論研究の業績を重ねられるとともに、世界の先住民言語の存続や言語弱者の未来について常に心を砕き、ことば村の活動を 支えてくださいました。近々元気なお顔で復帰してくださるものと信じていたスタッフ一同喪失感に包まれております。先生に深く感謝しご冥福を祈るととも に、これからもことば村の活動を天上から見守ってくださるよう、願っております。


私自身は、後れてきてたまに言語学をかじろうとするだけのいい加減な研究者の卵なので、あまりわかったようなことを言うのは控えたいが、『先住民言語のために』(草風館、1999年)や千葉大の紀要(CES)に掲載されている論文、そして地球ことば村のホームページの様々な文章を通じて学風の一端に触れていた。実学として危機言語に取り組み、文法、そして言語類型論から考えていく姿勢は、おそらく私の先生である中川裕さん(千葉大学)に受け継がれていているのだと思う。そんな匂いがすることがある。

上の上の世代の人たちが持っている、真剣さと大らかさと、抱えた問題のスケールの大きさを感じる論文と著書だった。言語の普遍と特殊をそれぞれ最大限に拡げていく中で考えようとする。おそらく本人もそういう方だったのだろうと思う。

金子先生のホームページはこちら
千葉大学学術成果レポジトリの検索ページ

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