miércoles, 6 de julio de 2011

クスコ雑記

(1)クスコのバスは、実は数年前に60センターボに値上げされたのだが、ピッタリで渡すと50センターボで乗れるという時期が長く続いてきた。これ自体、住んでいないと勇気がいる。なのだが最近、本当に60センターボを徴収しようとするバスが幾つか出てきて、このあたりの匙加減が本当に大変になった。ちなみに私は、「え~、でも~」とか言いながら50センターボで乗り続けている。たまに、「ちっ、外人がよ」という目で睨まれる。
(2)最近、幾つかの路線でバスの大型化が進行中。うちの娘の文房具屋さんの前を通るArco Iris(虹)という名の路線は、ほとんどがまだ改造バンなのだがたまに大型車が来るようになった。そして家に帰る時に乗るExpreso Inka(インカ・エクスプレス)は、いかにもすごそうな名前にもかかわらず、クスコで一二を争うオンボロな車体で今にも崩れ落ちそうだったのだが、最近Hyundai(韓国)産のきれいな車が幾つか走り出して、昨日乗ったのにはなんと正面に電光掲示板が付いていたよ。
(3)Expreso Inkaの片方の行先はWayraq Punkuという。これは「風の扉」という意味のケチュア語で、このバスは「Wayraq Wayraq Wayraq~」(風の風の風の~)と車掌さんが窓から叫びながらやってくる。個人的にはこれが好きで、さらに言うならばちょっと鼻にかかったように発音されるのがお気に入り。
(4)鼻にかかったケチュア語つながりでは、Magaly SolierというMADEINUSA(マデイヌーサ…女の子の名前)とLa teta asustadaという二本のペルー映画で主演した女性のWarmi(『女』)というCDを購入して聞いている(この人はアヤクーチョのケチュア語)。ケチュア語の歌詞の間に「お前の父ちゃんマチスタで暴力的」とかの言葉がはさまって、反逆的でおもしろい。

(注)昔から、なぜペルーでは韓国産の車が大々的に走っていて、ボリビアではまったくないのかが、とても気になっている。クスコではだいぶ少なくなってきたがDaewooのTicoという小型車がタクシーで大活躍している。輸入上の体制なのか、輸入業者の既得権益なのか、ボリビアのラパスは坂がきつすぎてトヨタじゃないとだめなのか。でもボリビアでは、最近中国産の車を少しずつ見かけるようになってきた。

No hay comentarios.:

Publicar un comentario