昼ご飯をよく食べに行く食堂がある。道の反対側にはその向こうへと下っていく石段があるような、急勾配に沿った通りにある。入り口わきの席に座ると、扉を通してラパスの街の斜面の反対側が、そしてその上に向かって雪をかぶった峰々が見える。真っ青な空。アンデスの風が自分の中に入ってくる。
どんなに昼なお薄暗い、閉ざされた部屋の奥であっても、そこにはアンデスの山の、風の気配が感じられている。そういう孤独、そういう世界。
(注:Jaime Saenzという作家が好きで、ここにいるときはよく読みながら、いろいろと考えているのです。)
追記:6月11日に写真を追加しました。
えっ
ResponderBorrarメニュー1品目だけですか?!潔い食堂ですねえ。
いや、ふ、ふたつ…。
ResponderBorrarだいたい食堂系のところはひとつかふたつなのよ。