miércoles, 7 de marzo de 2012

両側から見る

あまり大きなことではないのだけれど、うちの家族がある一週間にわたる泊まり込みのワークショップでの食事の提供の仕事を取ることができて、ある村の学校施設で数日間ひたすら皿洗いをしていました。

ペルーでは、最近、農村で子供たちの通学時間の負担を減らすために、数週間学校に泊まり込んで、また二週間くらい自分の村に帰ることを繰り返す寄宿制(alternancia)の仕組みが広がりつつあって(これ自体は以前にJICAの客員研究で取り上げたことがあります)、そこに新しく赴任する教員を対象としたワークショップだったのです。

以前は先生たちの側からくっついてそういう学校に泊まり込んで一緒したことがあったのですが、ある意味下働きの調理人の側からこういうワークショップを斜めに見ているというのは、いい経験でした。

私は以前にもインターンをしていたペルーのNGOで、国際援助機関から来るモニタリングのチームを現地で受け入れをする側にいたことがあって、その際の担当する村々での事前の準備とか、普通だったら自分がいる側とは逆の側から物事が見れたことは、私自身の物の見方に重要な影響を与えました。

それは話を聞く際に既に模範解答が用意されているのだという感覚であり、かつて大学院の修士課程で私の先生だったRobert Chambersという人がrural development turismと揶揄した、短期の訪問では部分的にしか見えない、背後にあるプロセスの感覚です。

こういう「両側から見ようとする」経験を積むのは、全員が共有しているわけではないにしても、一つの重要なフィールドワークのあり方かもしれません。


午前4時半頃、朝ご飯の準備の開始。

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