martes, 16 de mayo de 2017

研究と魔法使い

研究でフロンティアに出ていると思えるとき、そこには魔法が働いていると感じる。それは必ずしも自分が魔法を使っているということではなく、魔法を使うモードに自然に入っていく。

それは多分、研究分野にあまり関係がない。テクニカルな分野だろうとそうでなかろうと、まだ見ぬ何かに手探りで目を凝らし、形作ろうとするのは共通だからだ。

それは危険な時間でもある。魔法は幾らでも悪用できるから、そして必ずしも全てが本当に新しいわけではないことも分かっているから(でも逆も然り)、慎重に、繊細に、丁寧に確認をしていく。でも同時に、頭は飛んだり跳ねたり沸騰したりと忙しくしている。

そのような時間は、また次に来るという保証はない。特に自分一人では作れないものはそう。でもその次があることを信じて、またもう一度、投企をするのだ。研究者になってそういう魔法が使えるようになったのは、素直に嬉しい。

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