domingo, 22 de marzo de 2015

ボリビア料理(魚の石焼き塩漬け)

ラパス市とエルアルト市に雹と雨が降り吹き荒れた翌日、アルティプラノ(高原)の空気は澄み渡り、街を取り囲む山系は一面が白い雪に覆われている。

カトリックでは、セマナ・サンタ(聖週間)が始まるところで「ラモス」という日が設定されているらしく、その大きな市が、今週末の日曜日からエルアルト市の郊外に立つことになっている。本当は来週の日曜日のはずなのだが、ボリビアはそこに地方選挙がぶつかっているので、市を一週間早く開催するのだと言う。(場所はRío SecoからEx-trancaを通り越したその先にある。)

ここで久しぶりに出会ったのが、チチカカ湖の魚の料理でもう一つ重要な、この下の写真の料理。これは石を熱しておいて、取れたての生きている魚をそこで焼いて、焼き上がった魚を塩(とトウガラシ)に浸けておくものだ。 名前をこれまで認識していなかったのだが、マピ(map'i)と呼ばれるらしい。
(追記:……と、一つの家族のお母さんは言ったのだが、別の家族のお母さんはこれはパピ(p'ap'i)だと言う。こっちのお母さんはチチカカ湖の周辺の出身なので、そっちが正しいのか?うーん……)
上の写真はペヘレイ(pejerrey)と呼ばれる魚のマピが大部分で、イスピ(ispi)のマピが左側に少しある。魚スープのワヤケにもつかわれるカラチ(k'arachi)という魚で作ることもでき、これも美味しいのだそうだ。このカラチで作った場合は、骨がごついために、そのまま食べることはできないそうだ。

このマピ、パンと食べると美味しいということで、 今日はラハのパンを買う。ラハ市はエルアルト市からオルーロ市に向かう街道沿いの郊外にあり、この街のパンは独特な味で皆に愛されている。なんでも、バターを使わずに、小麦粉と膨らし粉と水だけで作るのだそうで、なるほど素朴だが飽きのこない味だ。
ちなみに、このペヘレイのマピは頭や骨も私はそのまま食べてしまうが、うちの家族は皆が「信じられない」と言いながら私を見る。また、これは内臓をそのままに焼いて浸けてしまうので、その苦味が独特の味わいを添えてくれるが、うちの家族の「妹」たちは内臓が嫌いだと言って、この品があまり好きではないようだ。

下の写真のようにジャガイモやトゥンタやチューニョをふかしたものと合せてもおいしい。下はトゥンタをふかしたものと一緒に食べているところ。

いつかチチカカ湖畔の村で実際に作っているところを見てみたいなと思っている。

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