viernes, 10 de marzo de 2017

夕方の薄暗がりの中で

ボリビアのラパスの街で以前に住んで仕事をしていた頃から15年間、顔を合わせれば言葉を交わしてきたゲリラ路上物売りの女性がいる。最初は私が住んでいたマンションから大使館に向かって上がる階段の一角で、今は国立大学の入り口の大きな広場の片隅で。次から次と子どもが増えていき、皆で座ってどうということないチョコレート菓子を売っていた。離婚の際に元夫を殴って子ども全員の親権を取られそうになっていたが、今日の夜の入りに久しぶりに遭遇してみると、また小さい子を連れている。また新しい子!?とびっくりして聞いたら、孫なのだそうだ、一番上の娘の。一番上の娘はエルアルトで大学に行って勉強を続けているのだそうで、その間は私が面倒をみてんのよ、と。その後でもう一度通りかかったら、娘が大学から戻ってきて、母親が売り声を張り上げる横で子どもの相手をしている。この子が、うちの小さい人とほぼ同い年になる。私は、この社会のこういうところが、すきだ。

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