lunes, 11 de febrero de 2013

カルナバルの季節

ボリビアは(も?)カルナバルの真っ最中で、すべてが開店休業状態だ。ボリビアといえば、オルーロのカルナバルが全世界的に有名で、そして私も二回踊ったことがあるのだけど、ここラパスでも小規模ながら踊りの祭典が月曜日に行われます。今年で二回目の参加になった。

ここ数日のあいだ練習したり踊ったりしていて気付いたことを幾つか書き残しておこう。

チュタ(Chuta)と呼ばれる踊りがあって、ラパスではカルナバルの最後の日曜日(Domingo de tentación)に大々的に踊られるのだけど、これは何かをデフォルメしたような感じの衣装と金管の楽隊(banda)はいかにも都市的な踊りなのだけれど、実際の踊り方は行進のし方も女性の回し方も村の踊りにとてもよく似ていると思う。これは元々都市に出てきたアイマラ移民の踊りとされているのだけれど、確かに実際も都市と農村のちょうど中間のような形なのかもしれない。2007年のカルナバルで踊ったことがあるのだけど、そのときは全然気づかなかった。

シクの音楽というか、アンデスの管楽器全般は、アンデスの風を表している音だよなあとずっと思っていたのだけれど、そうではなくて、アンデスの風の響きを自分たちのものにしようとする、微笑ましい人間の努力だと考えるのがいいかもしれないと、演奏を間近で聞きながら考えていた。

音楽に真摯な人を見ると、とても参考になる。それはその人のたたずまいと、覇気のようなもの、物事にまっすぐ向かっていく感じだ。

踊りに向かう際に、横で「街を活気づけるためにね(para animar la ciudad)」と言った人がいた。この言い方は好きだなあと思って覚えておいた。

街の中心部で偉い人たちが観覧している部分(パルコ、parco)を踊りながら通り過ぎる際に、エケコ(アンデスの豊穣の神、下記参照)を見たというか、エケコが一人いたような気がするのだが、あれはなんだったのだろうか……。


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