(hatenaダイアリーに書き込めない病が続いていて、このブログは緊急避難的に作ってみたのですが、なんとコメントすらどうも通らないので、元々ある研究会内部のやり取りなのですが、文脈を無視してここに一旦載せておきます。)
「マルクス主義的教養」の継承というのは、ラテンアメリカ(の思想系のこと)をやっていて1970年代を含めそれ以前に戻っていこうとしたときに、そして実は1990年代以降もラテンアメリカ諸国ではマルクス主義は全く死んでいないということも含めて、かなり切実な問題としてあって、日本の文脈でそう言う風になるかと示唆を多く受けました。
そして、実はその議論は1990年代からの人類学の議論ととても似た形をしているのですが、それはマルクス主義的な部分が人類学の一部(はカルチュラルスタディーズやサバルタンスタディーズなどと近い場所にある)にスリップして影響を及ぼすようになっていったのだろうな。前から薄ぼんやりとそう思っていたのだけど、その思いを新たにしました。
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