ボリビアのラパスで食べられる、チチカカ湖の魚を使った料理のもう一つの定番は、魚のスープでワヤケ(wallaqi)と呼ばれる。カラチ(k'arachi)と呼ばれる小さめの魚は、骨が多くて少し食べにくいのだが、とてもよい出汁が出て、身も香ばしくて美味しい。コワ(q'uwa)という香草を使うので、独特の香りが漂う。下の写真はペヘレイとカラチのワヤケだ。
このカラチという魚は、身がかなり固い鱗に被われているので、それを取るのが一大事だったりすることもあり、家で作りたがらない人が私の周りには多い(というかそもそも魚があまり好きではない人が多いような気がする)。なので、屋台で食べる、ということになる。
私が好きなのは、ラパス市内のロドリゲス市場の端のベルスー広場(Plaza Belzú、サンペドロの広場から2ブロック歩くと着く)から、イリャンプー通り(Calle Illampú)を上がって行くと、左と右に一軒ずつ魚を扱う店があるのだが、その左の方のお店(ただし右の方も美味しい)。左と右のお店が週末には交互に路上にも出て売っている。 私の友人は、ブエノスアイレス通り(Avenida Buenos Aires)のアバロア橋(Puente Avaroa)に座っているおばちゃんのワヤケが好みだと言う。
どこでも一度食べ終えた後にスープをお代わりすることができる。私はそのときに、ジャガイモの乾燥保存食チューニョ(ch'uñu)を戻したものも追加してもらう。
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