chuqiyapunkirïtwa
研究の周りにある様々な思いつきと感想をつづります。
viernes, 20 de marzo de 2015
少しずつ冬へと向かう季節
周期的に降り続いていた雨の間隔が空くようになって、天気が徐々に良くなってくると、逆に気温の低下を感じ始めて、南アンデスの季節は少しずつ冬に向かっていく。そういう会話が聞こえてくるようになる時期だ。
まだアンデス高地の豊穣の季節は続いている。今週末も出身の村でのジャガイモの収穫に向かう友人がいる。そして渓谷部の果物類は、その最後を飾る桃の季節だ。 下の写真は、その出身の村からの桃のおすそわけ。ラパス市に届く渓谷部の果物は、梨も、桃も、どこのものだかがはっきりしていることが多い。
冬に入ると、こんどは低地の亜熱帯/熱帯地域から、ミカンやオレンジなどが届き始める。もうすでにバナナは結構安い。アンデス地域の生態の補完性は、こういうところでもうまく働いているものだなと感じる。
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