jueves, 12 de marzo de 2015

ボリビア料理(frito de pescado con ají de papas)

海のないボリビアにはチチカカ湖があり、チチカカ湖の魚がラパス市に運ばれてくる。私はこの湖の魚が大好物なのだが、その食べ方の一つが、魚にレモン汁を回しがけして、トウモロコシの粉(harina amarillaと呼ばれる)をまぶして、フリットにするものである。

特に、日本のワカサギをさらに小型にしてちょっとクセを強くしたようなイスピ(ispi)という魚があり、これは基本的にフリットで食べられるものである。私が魚を大好物にしていることを知っているので、ここの家族は私がいる間に必ず一回これを作ってくれる。

そして、魚のフリットはアヒー・デ・パパスと呼ばれるジャガイモのトウガラシ煮込みと合せることに、これまた相場が決まっている。これは、タマネギのみじん切りを炒めて、トウガラシペーストを加えてさらに炒め、これをのばしながら茹でたジャガイモをすりつぶしたものを加えた料理。単純ながら味わい深く、ジャガイモの偉大さを感じる。

上の写真はペヘレイ(pejerrey)という白身魚を揚げたもの。魚の下にやや隠れてしまっているのは、トゥンタ(tunta)と呼ばれる、ジャガイモをフリーズドライにして流水に晒して白くした保存食を戻したもので、これかチューニョ(ch'uñu)がないとこの料理はやはりしまらない。

そうこうするうちにイスピが揚げあがってくる。今回はトウガラシペーストが思いの外に辛くて、皆でひーひー言いながら食べることとなった。
(2015年3月11日Bajo San Antonioの家で。)

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