sábado, 14 de marzo de 2015

ラパスとクスコを行き来しながら

ボリビアのラパスとペルーのクスコの間は、もちろんバスで行った方がずっと安いのだが、バスだと13時間かかるところを飛行機だと1時間でついてしまうので、一日丸ごと潰したくないと思うと飛行機に乗ることになってしまう。

ボリビアのアエロスール航空が破たんした跡、しばらくの空白期間の後にボリビアのアマソナス(Amaszonas)航空がこの路線に参入し、なんと史上初の毎日運航が現在実現しているのだが、つい最近ペルーのペルービアン(Peruvian)航空がこの路線に参入してきた。

ペルーの航空会社がクスコ―ラパス線を飛ぶのは初めてではないだろうか。ウユニ塩湖を中心としてボリビアへの観光客が増加しているのが関係しているのだろうが、小さい飛行機でわりかしかっちり飛ぶ引き換えに運賃がやや高いアマソナス航空に対して、運賃が安いことが売りのペルービアン航空。クスコ―ラパス線が少し安くなる可能性に加えて、ここまで何と1時間45分の片道のフライトが300ドル以上するリマ―ラパス線が少し安くなるのではないかと期待されるのではないかな。
(ラン航空とアビアンカ航空しかないと、航空券の値段がどんどん高くなっていく)
(ちなみに、アマソナス航空は週に3回ラパス-アレキパ(ペルー)間を飛ばしてもいて、この路線を飛ぶのもおそらく史上初だと思う。)

下はラパスのエルアルト空港で見たペルービアンとアマソナスの飛行機。ラパスに向かう便はペルービアンが出発が早く、クスコに向かう便はアマソナスが出発が早い。というのは、ペルービアンはクスコからラパスを往復し、アマソナスはラパスからクスコを往復するからだ。


離陸するとまずはアルティプラノ(高原)を飛ぶ。下はアルティプラノの小さな町。

そして比較的すぐにチチカカ湖に差し掛かり、かなりの間を広大な湖の上を飛び続ける。

その後は徐々に渓谷部へと入って行く。眼下にビルカノタ(Vilcanota < Willkan uta)川が見え始めるとクスコ圏内に入ってきたという印だ。 比較的緩やかなビルカノタ川の流域(しかし雨季には橋を一つ運び去ることもある)の向こう側に、見えてはいないがもっと急峻なアプリマック(Apurimac < Apu rimac)川の渓谷があり、その深く激しい川の流れはペルーの農民運動と社会変動の象徴にもなっていて、それをかすかに感じながら私はいつも飛行機に乗っている。

着陸直前、クスコの街の入り口のサン・ヘロニモ地区が見えてくると、もうあとわずかで接地する。 この地区は中央広場の脇に知り合いが住んでいて、この景色を見ると気分の設定が急に切り替わる感じがする。
行きのアマソナス航空がガラガラだったので、既にペルービアンに負けているのかと気にしていたが、クスコ発のラパス行きは満員に近い乗客が待っていた。確かに向きとしてはペルーからボリビアに向かう観光客が多いかもしれない。この路線は、もう完全に観光客目当ての線だ。

(追記2015.3.15)ちょっと気になって調べてみたら、やはりラン航空のラパス-リマ線は大幅に値下がりしていた。

No hay comentarios.:

Publicar un comentario