アンデスにはジャガイモ以外にオカ芋と呼ばれるものがある。アイマラ語ではアピーリャ(apilla)と呼ばれる。ふかすと、とてもとても甘くて私はこれが大好物だ。
さて、ジャガイモは霜にあてた後に水けを抜いたチューニョやトゥンタとよばれるものがあるのだが、オカ芋にも同じものがあって、これはカヤ(kaya)と呼ばれる。
チューニョやトゥンタは水に浸けてもどしておいた上で塩茹でをするのだが、カヤはそれとは違う調理の仕方をする。前にも一度簡単に触れたことがあるのだが、今日はゆっくりと見れたので、写真を撮ってみた。
まずは水でもどすところまでは同じ。
次に鍋底に枝を渡して上げ底のようなものを作る。
そして牧草を刈り取って来て、それを敷き詰める。
その上に、水で戻したカヤを水けを絞りながらのせて、牧草の下に水をはって、蒸す。
これが蒸し上がったカヤ。牧草を通すことで、もともとカヤが持っている独特の強い香りが少し中和されるみたいだ。柔らかくて、クニュクニュした食感があって、私はこれも大好物なのだ。
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