domingo, 11 de noviembre de 2012

ジャガイモの花と実

今から1か月ほど前は、ラパスの渓谷部にある畑には白い花と紫の花が咲き乱れていた。
確か日本だと咲いたり咲かなかったりするのだと思うのだが、ジャガイモの原産地のアンデスにいると、これでもかとばかりに花が咲き誇る。

そして今、その畑はこうなっている。

地上部が刈り取られて後は収穫するばかりとなったジャガイモ畑。アルティプラノ(高原部)ではまだ植え付けが終わったばかりなのだが、バーリェ(渓谷部)ではもう収穫期に入っているのだ。

この収穫期を判断する目安になる物が、この刈り取られた所に転がっている。

この緑色のコロコロと転がっているミニトマトの熟してないようなのが、あのとき咲いていたジャガイモの花からできた実なのだ。この実はアイマラ語でマクンク(mak'unk'u、二つの「ク」は共に破裂音)と呼ばれて、これが出来てくると下でジャガイモが十分に大きくなっていると判断できる、そのための目印の役割を果たすと、うちのおばあちゃんに教えてもらった。

日本のジャガイモは実なんてなったっけか……?

こうしてアンデス渓谷部の農サイクルがまた一度すぎていこうとしている。でもただ循環するだけじゃない。おばあちゃんは、今年身体がだいぶつらそうで、この分納耕作(al partir、半分はうちのもの)をしている畑を今年で手放そうと考えている。色々なことを教わらないままになってしまったんだなあ。





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