martes, 25 de octubre de 2011

家族?

平日の夜の入りのラパスの街の黄色の灯りのうす暗がりの中を満員の小型バス(ミニバス)は走って、ラパスは川の街だから、くねくねと斜面を下りて川を渡ってまたくねくねと上がって、人を下してまた乗せて、道路脇や階段に座ったりちょっと奥まったところでイチャイチャしているカップルがいたりして、見ている自分もちょっと嬉しい気分になって、またくねくねと斜面を下りて別の川を渡ってまたくねくねと上がって、大渋滞する分岐点を回避しようと運転手は気を利かせ脇道に入って、それに気づき遅れた乗客が烈火のごとく怒りだして、下り際に運転手と口論を始めて、また斜面を上がって上がって上がって、乗客が一人二人と下りて行って、路線の終点まで乗っているのは大体僕一人だけで、そこからエルアルトにつながるラパスの反対側の斜面の光の波が一望できる急斜面の階段をちょっと下った一角に、その家はあって、大体同じ時間にその家族の他の人たちも到着し始めていて、お母さんは職場の料理と皿洗いの重労働で背中の神経が圧迫されて歩くのが難しくなったりして、娘のうち二人はこの土地特有の眼の病気で視力が急速に衰えていて、でも特に下の子はおてんばでよく眼鏡を壊すから、新しい眼鏡を作るお金がなかったりして、自分たちを捨てた父親なんか死んでしまえばいいのに悪草ほど死なないもんだよと悪態をついて、それでも家族で、それが家族だ。

まさか誕生日のケーキを買ってくれてるとは思っていなくて、そんなことに回すお金はないはずだったのに、お母さんが職場で借金をして、その一部で買ってくれたみたいで、ロウソクを吹き消した後に一番下の女の子に後ろからガスっとやられて(que muerda)、顔がチョコレートだらけになって、珍しく本当に泣きそうになってこらえるのが大変だった。本当に、どうもありがとう。

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