martes, 27 de agosto de 2019

何度も立ち戻る思考の場所

私は日本で大学の教員をしているが、ボリビアのラパス市にある先住民団体のアクティブなメンバーでもある。アンデス口承史工房(Taller de Historia Oral Andina, THOA)という団体で、アイマラの人々が中心で、ケチュア語を話す人もいる。

最初に繋がりができたのが2003年だから、今年でもう17年目に入るだろうか。この団体の他の仲間たちも同じような感想を口にするが、私は私で、何よりもここでインディアニスモ(先住民主義)に基づく考え方を、議論し、考え、教わってきたのだと思っている。先住民の思考とは何かを丁寧に深く掘っていき、そうすることで他の文化や社会に向かっても開いていくことができる、と私は強く思っているが、そう思えているのはこの場での議論によるところが、とても大きい。

なかなか長い時間をかけてボリビアに滞在することが難しくなってきた中で、でも今年も定例の会議に参加する。時間をかけて全員で議論をしていくと、あるところから、とても深く難しい問題に突き当たっていく。アイマラ語の手触りを確かめるようにして、 スペイン語の使わざるをえなさや、スペイン語とアイマラ語の間の距離を認めながら。同じ面子で、少しずつ新しい人を加えながら、何度も何度も議論を重ねてきた。

ああ、この場所だ、帰ってきた、と思う。ここを私は自分の思考の拠点にしようと、ずっと取り組んできたんだ。ここから言葉を発しようとして、ここに向かって言葉を発しているんだ。

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