mr.childrenの「documentary film」を紅白で聞いていて、優しさに溢れていながら、全てが枯れていき朽ちていく、でもそこに愛情が確かに残っていく、こんな引き算の歌を作るようになったんだなと驚いた。
通勤途中の車のなかで耳にした時に、なんでこんな何の変哲もない歌詞なのにヒリヒリするんだろう、と不思議な気持ちになったのだが、少し分かったかもしれない。
花びらがテーブルを汚す、というところを取り出したのも、生け花をやっている人間として好き。花はいのちにたいして手向けるものであるけれど、「いける」ものであるけれども、それが朽ちていく、腐っていくところを見ていられるようでありたいな、と思った。
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