viernes, 3 de junio de 2011

旅をする食べ物

(1)今日の朝ごはんの食卓の上にポンカンが置いてあった。サンフアン移住地のかなと思って聞いてみると(サンフアン移住地で栽培されているのは前に実際に行って見せてもらったことがあって知っていた)、別にそういうことではなくユンガスかチャパレ(低地の亜熱帯地域)のものだろうということだった。ポンカンってミカン(mandarinas)に接ぎ木をすると簡単に育つのだそうで、移住地からこちらの人々に採用されて広まっていったのだろう。mandarinas japonesasと呼んだりするのだそうだ。
(2)ビワ(枇杷)って日本のものだと思っていたら、ユンガスに行くと垣根に使っていたりして、たまに小さな実がなっているのが見られるのだそうだ。Wikipediaを見ると、ビワは中国が原産だから、そこに書いてある通り、やはり日本人が持ってきたのだろうか。旅する植物は面白いところに顔を出すね。
(3)ここの宿の主の南雲さんは、Locoto(こっちの唐辛子)の赤いのを買ってきて、干して、ミキサーにかけて一味唐辛子のボリビア版を作っている。ラパスは乾燥しているから、簡単に野菜が干せる。種と実の筋と一緒に潰しているから、辛くておいしそうだ。(Locotoは種だけでなく、実の中の筋になっているところに辛みがあるので、そこを掻き出すと辛くなくなって香ばしさだけが取り出せるのです。Locoto rellenoを作る時はそれをやらないと、いわゆるシシトウの「あたり」状態の大規模版になって、大変なことになってしまう。)
(4)最近チリから甘柿が入ってくるようになったらしい。市場とかで見つかるかな。

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