どういう形が本当にいい形なのか、暗中模索しながら生けたのですが、これはこれとして貴重な経験になりました。この写真は一日目に撮った写真で、ちょっと流しの枝(右に出ている枝々)が起きすぎていて、二日目はもう一段水平になるようにしたりしています。一つ一つの枝がそこにいていいのか、ちゃんとそこに意味があるか、これだけ悩んだのは初めてのことでした。移動が多い中で、ブランクを挟んで伝統花をいけることはなんとも難しいですが、今の時期は今の時期にできることを続けたいと思っています。
関心を持っていただいたり、見に来ていただいたりした方々に心からの感謝を申し上げます。
ここからは自分用のメモで、二年連続で朴生けをしているのだが、どうもこれをやると前受けがうまく角度がついてくれない問題が続いている。今年は去年よりましだったが、ある程度強く前受けと真前の役割分担を後から付けにかかることとなった。要検討。あと足の下の部分は矯める必要はない、前受けの出のところの矯めが重要なのであって、その下は真っ直ぐであればそれでいい。分かっていたはずなのに、なぜか今回は形を作りにいき過ぎてしまった。
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