Tú que interpretabas mis penas con un poco de humor
(ユーモアを少し加えて、私の悲しみを読み取ってくれたあなた)
(La Oreja de Van Gogh. "Estoy contigo" (2017))
今年度の非常勤先でのスペイン語の授業では、「コロナウィルス下でスペイン語世界で聞かれている歌」を取り上げて、歌詞の意味を考える取り組みを部分的に組み込んでいるのだが、言葉を丁寧に読んでいると、いまさらながら、いろいろと気づかされることがある。
人の話を聞くときに、ただ聞くだけの「うんうん、そうなんだー」でもだめだし、「そんなことないよ、大丈夫だよー」はもっと最悪、ということがある。ほんの少しのユーモアを加えながら、相手の話を聞いて、読みとっていく。ああ、うまい表現のしかただなと感心しながら、今夜も授業の準備を続ける。