2014年5月8日。
ここまで二花三株でしかやったことがなかったので、初挑戦。五株にすると、真と流と受の三か所に花を入れられるようになる。
五株の場合、真の外副(そとぞえ)と留を後ろに入れることになる。外副は真よりちょっと短め、留は受の三分の二くらいなのだが、厳密に長さをなぞるとちょっと長すぎるような気がする。全体のバランスの中でもう少し短くするんだと思っているといい。冠葉はこの季節はだいぶ長めにする。
流と受が葉の組み目のところが見る人にはっきりと見える。だから、ぜったいにこれは付くという一番いい葉を、流と受に先に確保しておいた方がいい。
ここ数年ずっとこの季節にやってきたからか、自分が何をやっているのか少し分かってきた。先生は、「去年何回か連続でやったからじゃない?」と言っていて、そうなのかもしれない。
これは葉組みが命なのだが、葉に表情を付ける指先の動きを丁寧にしようと意識した。まだぎこちないが、少しずつ、指が通るだけで葉にほんのすこし、ほんのすこしの動きが付いてくるといい。